2023年06月25日

Rodeo ロデオ

 フランスのバイク窃盗集団に加わった若い女性のクライムムービーだけど、何を言いたいのかがよくわかりませんでした。日本よりも男女平等とされるフランスでも、犯罪組織は男尊女卑が問題だということなんでしょうか。

 作品情報 2022年フランス映画 監督:ローラ・キヴォロン 出演:ジュリー・ルドリュー、ヤニス・ラフキ、アントニア・ビュレジ 上映時間105分 評価:★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ渋谷  2023年劇場鑑賞205本



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 【ストーリー】
 バイク好きの女性ジュリア(ジュリー・ルドリュー)は公道をアクロバティックに走る集団「クロスビトゥーム」に心を奪われ、自ら仲間に加わりバイクの窃盗チームの一員となる。だが、女性だということで他のメンバーからはバカにされ…

 【感想】
 ジュリアは自分の心のままに走るといったら聞こえがいいけれど、窃盗行為も含めてただ本能のままにしか動いておらず、つらい目にあってもそりゃ自業自得だろうという感じ。そもそも犯罪組織なんだから男女平等とかお題目にもならないですし。

 そもそも、ジュリアのバックボーンは何も描かれていません。観客が想像しろということが、女性の置かれている生きづらさはどこも同じという意味かわかりませんが、それにしてはジュリアの行動が行き当たりばったりすぎ。むしろひどい目に合うとざまあみろと思ってしまいます。

 ロデオというタイトルのように、ウィリー走行するけたたましいバイクシーンは迫力ありますが、ただたんに走っているところの映像を納めているだけで、レースシーンもなければ、他のチームとの抗争シーンもなく、すぐに飽きてしまいました。正直、後半は睡魔との戦いで頭がいっぱい。

 ラストもまあこんなもんだろうという感じでしたけど、オチはかなり首をひねりました。バイク好きだったら乗り方とかに興味を持てるかもしれませんが、僕自身は100分ちょっとの上映時間なのに、非常に長く感じてしまいました。 
posted by 映画好きパパ at 22:39 | Comment(0) | 2023年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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