2023年09月26日

私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター

 原因が何かわからないけれどとにかく仲が悪い姉と弟の家族ドラマ。二大俳優共演で楽しみにしていましたが、人格が破綻しすぎてついていけませんでした。

 作品情報 2022年フランス映画 監督:アルノー・デプレシャン 出演:マリオン・コティヤール、メルヴィル・プポー、ゴルシフテ・ファラハニ 上映時間110分 評価:★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい  2023年劇場鑑賞323本



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 【ストーリー】
 著名女優のアリス(マリオン・コティヤール)はとにかく弟で作家のルイ(メルヴィル・プポー)と憎みあっていた。ルイは山中で暮しており、2人は何年も会っていなかった。

 ところが、両親(ジョエル・キュドネック、ニコレット・ピシュラル)が交通事故で重体となり、ルイも見舞いにいくことになり、久々にアリスと顔を合わせたのだが…

 【感想】
 なんかの理由もなくてここまできょうだいで憎みあうというのが良く分からない。アリスは著名な女優で、ルイも人気作家と成功しているわけですし。人間の機微を描いているのかもしれないのですが、ちょっと僕には想像が及びませんでした。

 さらに、ルイが裸でアリスのベッドに忍び込もうとするシーンがあるのですけど、フランスでは姉弟でもこうしたことが普通なんでしょうか。目を疑ったし、ちょっとついていけない。とにかく2人で怒鳴りあっているので、それも観ているこちらの精神衛生上よろしくない。

 コティヤールとプポーというフランスを代表する俳優の共演に期待していたのですけど、怒鳴りあうのがほとんどでは演技力もなにもあったものではありません。予告編であった、スーパーでの偶然の再会とかなんの意味があったのかよくわからない。最後まで退場しなかった自分をほめてあげたいくらい合わない作品でした。

 まあ、何度も書いていますがストーリーより雰囲気で楽しむという映画の見方はあるわけですから、そういう人向けの作品でしょうか。とにかく登場人物に対していらいらしっぱなしで、2時間ないのにひたすら長かった。
posted by 映画好きパパ at 06:02 | Comment(0) | 2023年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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