2023年11月18日

ガールズドライブ

AKB48の4人によるロードムービー。オフビートな展開の青春映画で嫌いじゃないけれど、演技はうーん。まあ、初々しさは役柄にあっているともいえますが。

 作品情報 2023年日本映画 監督:宮岡太郎 出演:小栗有以、山内瑞葵、小手伸也 上映時間80分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ錦糸町  2023年劇場鑑賞395本



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 【ストーリー】
 静岡の高校3年生・小春(小栗有以)は陸上部にすべてをささげたが、最後のレースで大失敗してしまう。ラジオの悩み相談に投稿したところDJの横須賀(小手伸也)から思い切りバカにされ、翌日、学校中に広まって居場所がなくなってしまった小春。

 夏休みに入ることがあり、小春は横須賀に文句をいいに東京へいくことを決意する。そこへ、彼氏に手ひどく捨てられた由佳(山内瑞葵)、誰も見ていないSNSに必死な玲奈(倉野尾成美)、免許取り立てでもう一人の自分を探すために東京へ行きたい歩美(山崎空)が加わり、歩美の下手な運転で東京を目指すのだが…。

 【感想】
 静岡から東京まで東名高速を飛ばせば数時間でつく、なんて突っ込みは野暮で。4人それぞれ違った思いを乗せた一行が2泊3日で箱根、横浜、東京と各地で小さな騒動を起こしていくロードムービーです。高校生なのでお金はなく、キャンプ道具で野宿をしながら、各地でいくつかの出会いをへて、高校最後の夏を楽しんでいきます。「恐怖人形」の宮岡監督なので、出会う人、エピソードもオフビートというか、かなり変化球でした。

 ただ、これまでアイドルグループの映画、ドラマは数々みてきているし、AKBのライバルの乃木坂46の若手時代の「あさひなぐ」と比べると、主役4人が一生懸命演技している感が丸わかり。正直、演技力の差はありすぎ。最近、AKB48は以前ほどのブームではないのですが、なんとなく勢いの差は感じました。

 それでも、クラスも違ってこれまであまり接点のなかった4人が、時には喧嘩を、時には仲間のピンチを助けながらも繰り広げていく青春劇はみていてすがすがしい。いくら何でもありえないだろうというシーンや、どこがおかしいのかオジサンの僕には分からないようなシーンも含めて微笑ましい。

 なかでもエンドロール後のオチはそれまでの印象を一変させるような形で高評価。ふわふわした若手4人に対して、嫌味なおっさん役の小手の存在感も大きく役立っていました。AKBファンや青春映画ファンにはいいかもしれません。
posted by 映画好きパパ at 06:58 | Comment(0) | 2023年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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