2023年11月26日

スラムドッグス

 下ネタ満載で結構笑える一方、オーソドックスな展開ともいえます。とにかく小学生が喜ぶような下ネタだらけなので、頭を空っぽにしてみるのがいいかも。

 作品情報 2023年アメリカ映画 監督:ジョシュ・グリーンバウム 出演:ウィル・フェレル(声)、ジェイミー・フォックス(声)、ウィル・フォーテ 上映時間94分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ湘南  2023年劇場鑑賞408本



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 【ストーリー】
 テリア犬のレジ―(声ウィル・フェレㇽ)は飼い主のダグ(ウィル・フォーテ)のことが大好きでかわいがられていると思っていた。ところがダグはどうしようもないサイテー男で、元カノへの嫌がらせからダグを奪ったものの好きでも無いので、さっさと処分しようとしていた。

 とうとう、はるばるニューヨークまで行って捨てられたレジ―。最初はゲームをしていると思ったが、野良犬のバグ(声ジェイミー・フォックス)に命を助けられたうえに捨てられたんだと教えられる。これまで遊びだと思っていたことは虐待だったと気づいたレジ―は、ダグへの復讐を誓う。バグや出会った犬のマギー(声アイラ・フィッシャー)、ハンター(ランドール・パーク)とともに、何十キロも離れたダグの家に押しかけようとするのだが…、

 【感想】
 徹頭徹尾、うんこ、ちんこといった小学生レベルの下ネタが満載です。犬たちは酔っ払って庭にあるノームの像と交尾しようとしますし、ダグは下の毛をそるのが趣味。イヌの映画といえばファミリー向けが定番ですが、とても子どもにはみせられないような内容。

 しかし、おっさんからすればあまりのくだらなさがかえってツボにはいってしまいます。しかも、当初、レジ―はダグにいじめられているのに気づかなかったのが、自由と友達を得て大切なことに気づくとか、下ネタをとっぱらえば結構、深みのあるストーリー。ダグのところに戻るまでの仲間とのロードムービーも、イヌの目からみればこうだろうなというしょうもないギャグを交えつつ、青春の成長物語とすれば手堅くなっています。

 さらに、飼い主とペットの関係も考えさせられます。自分の都合しか考えずにペットを虐待する人間もいれば、ちゃんとペットの気持ちを考えてかわいがる良い人間もいます。「バカ犬」とののしられていたレジ―が、「いい子」とかわいがられたかったと述懐する場面は、人間でも親の愛情を得られなかった子どもが振り返るようで、ジンときました。

 CGも含めて犬たちの動きは楽しそうですし、マジックマッシュルームを食べてイになった様子とかげらげら笑い転げそうになりました。同じユニバーサル映画で飼い主とイヌの愛情を描いた「僕のワンダフルライフ」のデニス・クエイドが本人役ででているなど小ネタもつぼに入ります。ただ、予告編であるようにレジ―たちがダグのあそこを攻撃するのは、いくらひどい飼い主だけどすごい痛そうで、ちょっと目をそむけてしまいましたw
posted by 映画好きパパ at 18:00 | Comment(0) | 2023年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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