作品情報 2022年オーストリア映画 監督:ペーター・ヘングル 出演:ニーナ・カトライン、ピア・ヒアツェッガー、ミヒャエル・ピンク 上映時間97分 評価:★★(五段階) 観賞場所:新宿武蔵野館 2023年劇場鑑賞452本
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【ストーリー】
太った少女シミー(ニーナ・カトライン)はダイエットに協力してもらうため、森の中に住む料理評論家の叔母クラウディア(ピア・ヒアツェッガー)の家に泊まり込む。
ダイエットのための厳しいプログラムを受けるが、従兄弟のフィリップ(アレクサンダー・スラデック)や、クラウディアの再婚相手で義理の叔父となったシュテファン(ミヒャエル・ピンク)の様子はどことなく不穏だった。やがてイースターが近づくにつれ、ますますクラウディア一家の行動はおかしくなっていき…
【感想】
予告編からどういう話なのか想像がつくので、あとは話の持ってきかたなんですが、とにかく静かなイメージで淡々と続くために眠くなってしまいました。終盤は話が一気に動き出すとは言え、それまでは不穏さは醸し出すけどなかなか話が進まない。
また、クラウディアの動機もある程度推定できるけれど、結局どうしてなのか。僕が寝ている間に見落としたのかもしれませんが、もう一度見直すほどの熱意はありませんし。同じ料理の話でも「ポトフ」とは全然違い、前半部分でもちょっと食べる気がしない料理でした。
ドイツ語のホラーというのはあまり見たことがなかったので、不穏な雰囲気に流れる言語として興味深かった。英語圏の映画とは違った趣があります。また、オーストリアの森林というのも寒々しくてロケ地的にもありかと。
俳優陣はみんな知らない方々ですけど、シミー役のニーナ・カトラインが役柄上みていてイライラする感じ。そもそも、さっさとダイエットを切り上げて街に戻ればよかったのですけど、それでは話になりませんからね。クラウディア一家の俳優たちはそれぞれ不穏な感じがよくあっていました。
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