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1,正欲(日)
2,茶飲友達(日)
3,サーチライト〜遊星散歩(日)
4,あしたの少女(韓)
5,バービー(米)
6,VORTEX ヴォルテックス(仏)
7,鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎(日)
8,ゴジラ-1.0(日)
9,バンバン!(印)
10,オオカミ狩り(韓)
ワースト 花腐し(日)
特別賞 野球どアホウ未亡人(日)
上位3作は似たような生真面目な社会課題をエンタメとして昇華した傑作です。人間の欲とは何かの大問題に取り組んだ「正欲」を新垣結衣の名演もあってトップにしましたが、オリジナル脚本で高齢者の性を描いた「茶飲み友達」、若者の貧困と性を描いた「サーチライト」と3本とも僅差。性について真面目に描いた作品がすきなんですよね。逆にワーストの「花腐し」はいかにも昭和チックの男と女がやればいいというだけの作品に表面的な反政府的雰囲気をいれたもの。化石のようなストーリーでした。
「あしたの少女」は貧困がグローバルの問題になっていることを明かした傑作。「バービー」も男と女の「性差」をポップかつ真剣にとりあげていました。自分が50代になって老後が最大の恐怖になっているため、「VORTEX ヴォルテックス」はホラーとしての最高傑作。戦争をしっかり背景に描いた「鬼太郎誕生」「ゴジラ−1.0」はエンタメとしても大傑作です。ここまでシリアスな作品が多かったので、能天気なインドアクションの「,バンバン!」、ひたすら血が流れるゴアホラーの「オオカミ狩り」をランクイン。
なお、「野球どアホウ未亡人」は水島新司世代の僕にドンピシャで、インディーズならではの映画への情熱と工夫がたぎっていて特別賞を進呈。ラストが字幕でなければトップ10入りしたでしょう。
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