2024年01月15日

名探偵コナンVS怪盗キッド

 今年4月公開の「劇場版 名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」でメインゲストとして登場する怪盗キッド。コナンと対決した過去のテレビスペシャルの名場面を再編集しました。スマホじゃくなくてガラケーを使用したり、声優に物故者が何人もいたり時代を感じさせる部分もありましたが、僕は初見でありワクワク楽しめました。


 作品情報 2024年日本映画 監督:宮下隼一 声の出演:高山みなみ、山口勝平、山崎和佳奈 上映時間81分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ港北  2024年劇場鑑賞10本



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 【ストーリー】
 天才マジシャンでもある高校生の黒羽快斗(声・山口勝平)は父を殺した謎の組織を探るため、父の後を継いで怪盗キッドと名乗り、証拠となる宝石を盗み出していた。犯行予告をいつもして、警察の捜査を翻弄していた。警察の捜査責任者・中森警部(石塚運昇)は快斗の幼馴染の青子(高山みなみ)の父親でもあった。


 キッドは町の巨大な時計台を盗むと予告する。だが、怪盗キッドの前に名探偵コナン(高山みなみ)が立ちふさがる。 


 【感想】
 冒頭からキッド視点での物語紹介がはじまり、時計台盗難と鈴木治郎吉(永井一郎)との対決の2つのエピソードからなります。ともに主人公は怪盗キッドで、コナンはそのまえに立ちはだかるライバルという感じ。普段のコナンと違うシチュエーションにわくわくします。


 また、血なまぐさい事件が多いコナンですが、本作にでたエピソードは殺人はなく、キッドが警察や衆人環視のなかどうやって盗み出すのか、そしてコナンがどうやって阻止をするのかという構成になっています。コナンならずもキッドのトリックがどうなのか、観ているこちらも謎解きを楽しめます。


 いかにもコナンらしい、大風呂敷を広げたトリックはみもの。さらに、警察やコナンがせまるなか、キッドがどうやって脱出するのかも楽しめます。新作部分はごくわずかですが、何年たっても色褪せない構図はさすが名作といえましょう。4月の新作が楽しみです。


 声優陣も見どころの一つ。本来、キッドは同じ青山剛昌原作の「まじっく快斗」の登場人物。そのためアニメでの配役も遊び心があり、山口は高校生時代のコナン、高山はコナンの声優でもあります。特に本作では青子とコナン両方が登場するため、高山の役作りは楽しめます。また、以前のテレビスペシャルの編集版なので、毛利小五郎役の声優が神谷明だったり、石塚、永井ら個人も登場していて懐かしく感じられました。
posted by 映画好きパパ at 06:03 | Comment(0) | 2024年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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