2024年01月28日

ホゾを咬む

 横浜の名画座シネマジャック&ベティで女優の小沢まゆの出演する映画が長編1本、短編3本が集中上映していたので観てきました。依然、小沢さんが映画館でチラシをまいていたので興味をもったのですね。長編のホゾを咬むは作家性が強すぎて僕には合いませんでした。


作品情報 2022年日本映画 監督:高橋栄一 出演:ミネオショウ 小沢まゆ 福永煌 上映時間90分 評価:★★(五段階) 観賞場所:シネマ・ジャック&ベティ  2024年劇場鑑賞28本



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 【ストーリー】
 平凡なサラリーマンの茂木ハジメ(ミネオショウ)は妻のミツ(小沢まゆ)が普段とまったく違う派手な服を着て町を歩いているのを見かけ、帰宅後ミツを問いただすが、一日中家にいたという。不審に思ったハジメは家中にこっそり監視カメラをつける。


 しかし決定的な証拠を得られない。そこでハジメはこっそり妻の後を尾行する。そんな彼に見知らぬ変な帽子をかぶった少年(福永煌)がやたらとまとわりついてきて…


 【感想】
 全編モノクロで高橋監督のこだわりか、セリフとセリフの間を異常に長くとっていて長回しも多い。そのため、次第に眠くなってきました。また、会社でエレベーターを待ちながら同僚と天気の会話などを、ものすごい悪いテンポで世間話するなど本筋のストーリーと関係ないシーンがだらだらと続きます。


 さらに、こちらでは理解できない展開が続きます。少年とは何のか、ミツらしき女が会っていた男性はだれなのかなど、答えがでるわけでなく観客が感じろというタイプの作品。でも、妻の浮気を疑うという日常的な話で、理解不能の謎を出されて観客に考えろよなといわれても僕のようなストーリー重視のタイプは困ってしまいます。


 ボタンとグミを間違えたり、日焼け止めを食べたりなどシュールなギャグも多い。コミュニケーションの難しさがテーマだそうですが、完全に好みが分かれるタイプの作品で、僕のような凡庸な頭脳の持ち主には置いてけぼりのままでした。


 小沢はプロデューサーも兼任しており、高橋監督と舞台挨拶。福永の少年らしいエピソードが楽しかったです。
posted by 映画好きパパ at 18:00 | Comment(0) | 2024年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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