作品情報 2023年アメリカ映画 監督:エマ・タミ 出演:ジョシュ・ハッチャーソン、パイパー・ルビオ、エリザベス・レイル 上映時間109分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:新宿ピカデリー 2024年劇場鑑賞62本
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【ストーリー】
両親が亡くなり、幼い妹のアビー(パイパー・ルビオ)と暮すマイク(ジョシュ・ハッチャーソン)。幼いころ弟を誘拐されたトラウマがあり、仕事をしても長続きしない。ようやく廃墟となったレストランの「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の夜間警備につく。
ところが、そこにある等身大のキャラクターロボットは夜な夜な動き出して人間を襲いだすのだ。そうとは知らないマイクは、パトロール中の女性警官ヴァネッサ(エリザベス・レイル)に警戒するよういわれた。しかし、ある日、子守りがこなかったためアビーとともに店で一夜を過ごすことになり天
【感想】
公式サイトをみたらレストランと書いてあったけど、遊園地かと思っていました。それだけ割と広い建物なんですよね。その建物で夜な夜な動き出す、気もかわいいクリーチャーたちはCGではなく実際のアニマトロニクスのため、80年代のホラー映画テイストもまじっていい感じの動き。
また、マイクが夢の中で子供時代に戻り、過去の誘拐犯を捕まえようと悪戦苦闘する悪夢の展開も新鮮味があります。もう一つ美人の女性警官ヴァネッサ。通常、ホラー映画での警官は、主人公がピンチのときにちょっと助けに入るけどすぐやられちゃうというのが定番ですが、ヴァネッサは過去のレストランの秘密を知っているようだし、アビーとも仲良くなるしがっつり物語に関わってきます。彼女の使い方はうまかった。
ただ、ホラー映画としては、ミーガンの制作陣だけあって気もかわいいを優先して怖さが皆無。残酷描写もほとんどなく、レーティングを避けるファミリー映画にするためだから仕方がないのかもしれませんが生ぬるい。大の大人だったらあんなゆるキャラたちは簡単にやっつけられそうなのに、立ち向かわないのが不思議。
マイクとアビーは、お世話になった人を含めて他人が犠牲になってもいいという立場で、いらっとくるのですが、ヴァネッサのキャラクターが非常に魅力的。ラストに各登場人物がどうなっているのかのカットがはさまりますけれど、そこを含めて彼女のおかげでストーリーは盛り上がったといえましょう。
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