作品情報 2023年アメリカ映画ドキュメンタリー 監督:リサ・コルテス 上映時間101分 評価:★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ渋谷 2024年劇場鑑賞91本
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【ストーリー、感想】
アメリカ南部のジョージア州で1932年生まれたリチャードは、同性愛者だったために父親に疎まれます。皿洗いをしながら唄い続け、大声でがなりながらピアノに脚を投げ出したり、ピアノの上に立つなどのステージパフォーマンスも話題になり、次々とヒット曲を生み出します。
当時、黒人ミュージシャンは黒人にしか聞かれなかったため、プレスリーら白人歌手がカバーして大ヒット。やがて、若者がドライブ中にカーラジオを聞く文化が始まったことで、本家のリチャードの歌を聞きたいという白人の若者もでてきて、リチャードの人気も爆発的になりました。デビュー前のボブ・ディランやポール・マッカートニー、デビッド・ボウイら数多くのミュージシャンがリチャードのファンだと公言。ビートルズは無名時代にリチャードの前座を勤めたこともあります。
しかし、当時のミュージシャンによくあることですが、売れだすと麻薬にはまってしまいます。また、同性愛者であることを公言していました。その一方、突然、牧師になって神の道を説き始めたことも。こうした騒動のため、グラミー賞からは無視されます。リチャードにとってはそのことが悔しくてなりませんでした。
黒人とゲイという二重の差別を受けていたリチャードの苦しみを当時の証言から伝わってきます。しかし、音楽のドキュメンタリーはその音楽やアーティスト本人に関心がないうえ、見知らぬ人たちがリチャードのことをすごいすごい、といっても正直よくわかりません。ピアノで踊って、麻薬にはまる変なおっちゃんという感じ。淡々と証言が続くために次第に眠くなっていきました。ロックのファン向けで、そうでない僕にはちょっと苦しかった。
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