2024年05月18日

巨人の惑星+じゃ、また。

 ぴあフィルムフェスティバル(PFF)で連続入選した石川泰地監督の中編の特集上映。予告編でみて錚々たる映画人が推薦していたので急遽みにいきました。天才的なプロット、脚本に驚愕。いずれも俳優2人だけで、アパートの一室がメインですけど、商業映画を撮ったらどうなるのか楽しみです。


 作品情報 2021、23年日本映画 監督:石川泰地 出演:石川泰地、国本太周 上映時間25分(巨人の惑星)、52分(じゃ、また。) 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:テアトル新宿  2024年劇場鑑賞172本



ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

 【ストーリー】
 カワイ(石川泰地)は学生時代の友人のホンダ(国本太周)が住むアパートの一室を訪れるが様子がおかしい。暗い部屋の中でカワイは東京に巨人がいると突拍子もないことを言い出す(巨人の惑星)


 大学を卒業できずに引きこもりとなったナリヤス(石川泰地)の部屋を、学生時代の映画サークル仲間だったシュウタ(国本太周)が訪ねてくる。ところが、部屋の様子はなんかおかしく、不思議な現象が起こる(じゃ、また。)


 【感想】
 両方ともちょっとSFっぽい話ですが、センス・オブ・ワンダーの脚本は素晴らしい。いったい次にどんな展開になるのかわくわくしながらみました。さらに、シャマラン作品など似たようなところあるよなと思ったら、いきなり変化球を入れてくるのでうまいなあとしびっくり。


 ただ、演出自体は自主映画なのでこんなものかという感じ。工夫を凝らしているのですけど、それこそアパートの一室がメインなので予算の無さが浮き上がってきます。また、テンポも若者の会話のリアルさなのかもしれませんが、話の割に緊張感をあまり感じさせませんでした。石川監督の才能のすごさは十分、伝わってくるので商業映画にでたときが楽しみです。


 「じゃ、また。」はテアトル新宿でもロケをしていて、その映画館で実際に鑑賞できるというのは面白い体験でした。実は石川監督はここでバイトをしていたそうで、僕もテアトル新宿にはちょくちょく来ているので、そういえば見覚えのあるような気が。それもあってテアトル新宿が協力しているというのも面白い。


 国本と石川は高校時代からの友人で、国本の本業はミュージシャン。それだけに、いわゆる作劇をみているというよりも、素のだらだらした感覚で不思議な事象が起こるというのを体験できます。「巨人の惑星」のロケ地も国本が住んでいる部屋で、撮影のあとの掃除が大変だったという裏話にはわらいました。
posted by 映画好きパパ at 19:00 | Comment(0) | 2024年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。