作品情報 2022年デンマーク、オランダ映画 監督:クリスチャン・タフドルップ 出演:モルテン・ブリアン、シーゼル・シーム・コク、フェジャ・ファン・フェット 上映時間97分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2024年劇場鑑賞181本
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【ストーリー】
デンマーク人のビャアン(モルテン・ブリアン)、妻のルイ―セ(シーゼル・シーム・コク)、幼い娘のアウネス(リーヴァ・フォルスベウ)の3人はイタリア旅行中に、オランダ人のパトリック(フェジャ・ファン・フェット)、カリン(カリーナ・スムルダース)、そしてアウネスと同年代の息子のアーベル(マリウス・ダムスレフ)一家と出会い、意気投合する。
帰国後、パトリックからオランダの田舎にある自宅に招かれたビャアン一家は、週末を過ごしに行く。だが、徐々に違和感が生まれ、それは恐怖へと変わっていき…
【感想】
アイデア勝負の作品ですが、よく考えたらツッコミどころが多い。例えば、ビャアンがオランダのどこに行くが、家族や友人に伝えていなかったのかとか、携帯がつながらないにしても警察に駆け込むとかできたろうにとか。さらに、違和感のポイントも僕と違うというのか、何でこんなことでルイ―セが大騒ぎするのかとかよくわからなかった。
とにかく観客を不快にさせようというのか、主役家族が苛立せてきます。ビャアンはすぐにめそめそするし、ルイ―セはヒステリー気味、その遺伝なのかアウネスも我がままで癇癪もち。はっきりいって彼らがひどい目にあってもあまり同情しませんでした。
一方、パトリックとカリンは最初は人付き合いのよく、明るい感じという設定もいい。最初から怪しそうだったら、人は近づいてきませんものね。欧米の文化でよく知らない人のうちに泊まりに行くというのがあるかわかりませんけど、日本でもSNSだけの付き合いの人のところに泊まりにいくこともあるそうですから、まあ、たまたまひどいのに引き当てたということでしょうか。
これもこの手の作品にありがちなんですが、物語が加速するまでのテンポが遅いのも今一つ入り込めなかった原因です。ただ、嫌ミス好きな人はこういう作品が好きなんだろうなと実感してしまう内容でした。ほとんどがパトリックの家での撮影なので、制作費もたいしてかかってないだろうなと思ってみてました。そういえばオランダの名物料理って食べたことなかったなあ。
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というか、なんやねんルイーセの肉はダメで魚は食べる似非ベジタリアンって。
なんで北欧系ヒトコワホラーって底意地悪いんでしょうか?
ちょっとデンマーク一家は人間的にマイナス面が多くて
ひどい目にあってもあまり同情できませんでした。
北欧系のヒトコワホラー、もう一つのジャンルになった感じがします