2024年07月10日

バッドボーイズ RIDE OR DIE

 マイアミの黒人刑事コンビを主人公にした人気シリーズ第4弾。1作目は1995年なんですが、僕はシリーズ初見。ストーリーは突っ込みどころ満載でしたけど、アクションは工夫していて面白かった。


作品情報 2024年アメリカ映画 監督:アディル・エル・アルビ、ビラル・ファラー 出演:ウィル・スミス、マーティン・ローレンス、ジェイコブ・スキピオ 上映時間115分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ品川プリンス  2024年劇場鑑賞245本



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【ストーリー】
 マイアミ市警の名物コンビの片割れ、マイク(ウィル・スミス)が理学療法士のクリスティン(メラニー・リバード)と結婚。パーティーで相棒のマーカス(マーティン・ローレンス)は心臓発作を起こして臨死体験となるが、殉職した元上司のハワード警部(ジョー・パントリアーノ)が現れ、「まだ死ぬ時でない」と生き返らせる。


 自分はまだ死なないと妙に自信を付けたマーカス。そこへ、ハワード警部が生前、麻薬組織から買収されていたというニュースが流れる。警部の冤罪を晴らそうとする2人は、ハワードを殺害したマイクの息子アルマンド(ジェイコブ・スキピオ)が黒幕の顔を知っていることをしり、刑務所からマイアミ市警に移送させようとする。そこへ謎の敵が現れ護衛の警官を殺害。マイクとマーカスはアルマンドを脱獄させた犯人として、警察に追われることになる…


 【感想】 
 マイク、マーカス、ハワードは第1作から出演していますし、アルマンドが前作でハワードを殺害したのには影の黒幕がいたなど、シリーズファンにとっては味わい深いストーリー。ただ、割と単純な筋なのでシリーズ初見の僕でも楽しめました。もっと黒幕が巨悪でシリーズを通しての因縁とかあれば別なんでしょうけど。


 ウィル・スミスは2022年のアカデミー賞授賞式で司会を殴ってから、久々に名前を聞きました。さすがマーティン・ローレンスとのコンビはお手の物。人種差別につながりかねないジョークや、ローレンスがお尻丸出しになるなどの下ネタなど、軽快に話が続いていくので飽きませんでした。


 ただ、アルマンドとマイクの親子関係は前作を観ていないので深みが今一つ感じられなかったのは残念。特にラストは意外だったのですが、前作を観ていればうれしかったのでしょうか。また、マイクの女性関係も前作まで観ていないとちょっとわかりにくかったかも。ただ、メインはアクションなのでそれほど気になりませんでしたけど。


 そのアクションですが、導入部のコンビニ強盗退治から始まって、お気楽なものかと思いきや、敵が結構、悪辣でハードなアクションとなります。カーアクションも含めて、頻繁におこなわれ、そしてクライマックスはわくわくしました。ワンカット風にアクションを見せ、そのなかでもPOVみたいにマイク目線になったり、激しくカメラを動かしたり、おもちゃ箱のようにワクワク楽しめました。ワニがでてきたのは笑えましたが。作ろうと思えば続編もできそうなんですけど、どうなるでしょうか。
posted by 映画好きパパ at 06:04 | Comment(0) | 2024年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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