作品情報 2023年アメリカ映画 監督:リース・フレイク=ウォーターフィールド 出演:スコット・チェンバース、タルーラ・エヴァンズ、ライアン・オリヴァ 上映時間93分 評価:★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマズ座間 2024年劇場鑑賞284本
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【ストーリー】
100エーカーの森での惨劇を生き延びたクリストファー・ロビン(スコット・チェンバース)だが、殺人鬼となったプーのことを信じる人はほとんどおらず、仲間外れ状態となっていた。わずかに幼馴染の女性レクシー(タルーラ・エヴァンズ)らが信じてくれた。
一方、プー(ライアン・オリヴァ)は仲間たちを引き連れ、ロビンの住んでいるアッシュダウンの町を襲撃することに。
【感想】
序盤からなんでこんなところをうろうろしているのだろうという人たちが次々と犠牲になっていき、テンポ良くストーリーが進んでいくのは良いのだけど、前作同様プーのデザインが今一つ。前作が世界公開されたことで、予算が10倍になってキャストも一新されたのにがっかり。
そして、プーがアッシュダウンの襲撃を初めてから犠牲者の数はうなぎ上りに。ただ、スラッシャー映画だけどR15どまりということもあり、描写もこんなもんかという感じにとどまってます。プーとなかまたちが若者を襲うさいの無双状態は笑いましたが、犠牲者のバラバラになった手足とか明らかに作り物でしたし。大量犠牲のスラッシャー系では予算が違うとはいえリメイク版「ハロウィン」のほうが面白かったなあ。
また、せっかく1作目でわりとシビアな方向に進んでいったのに、本作では美女の犠牲シーンがモブをのぞけばほとんどないし、クリストファーの幼い妹バニー(テア・エヴァンズ)の登場など、ホラーあるあるみたいな話になってしまちゃったのも残念。予想外の犠牲がないというのは僕のようなひねくれたホラーファンにははまりません。とってつけたような出生秘話もうーん。脚本に青春サスペンスの傑作「サマー・オブ・84」のマット・レスリーを起用しているだけにちょっと惜しかった。
スコット・チェンバースは前作、本作ともプロデューサーで、今作で主役を務めたくなっちゃたのでしょうか。タルーラ・エヴァンズのちょっと田舎のかわいい子というようなヒロインぶりは良かったです。
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