2024年10月13日

ビートルジュースビートルジュース

 ティム・バートン監督のカルト作品の実に36年ぶり続編。前作を観ていないのですが、単純な話なので特に問題はありませんでした。ちょっとブラックっぽいノリにはついていけない部分もあったのですが。


 作品情報 2024年アメリカ映画 監督:ティム・バートン 出演:マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラ 上映時間105分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ  2024年劇場鑑賞367本




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 【ストーリー】
 死後の世界の人間怖がらせ屋ビートルジュース(マイケル・キートン)は、かつて結婚しかけたリディア(ウィノナ・ライダー)のことが忘れられず、再び、結婚して現世への移住を考えていた。リディアは現在、人気霊媒師でテレビ番組出ており、プロデューサーのローリー(ジャスティン・セロー)と恋仲。それを娘のアストリッド(ジェナ・オルテガ)は面白くない。
 
 ところが、アストリッドが死後の世界に連れていかれてしまった。彼女を取り返すにはビートルジュースの力が必要とリディアと、リディアの母のデリア(キャサリン・オハラ)はやむなくビートルジュースを現世に呼び出し、リディアと結婚する代わりにアストリッドを現世に連れ戻す契約を結ぶ。そのころ、ビートルジュースの元妻で悪霊となったドロレス(モニカ・ベルッチ)が彼の行方を追っており…


 【感想】
 前作を観ようかなと思ったけど、間に合いませんでした。マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラは前作からの続投です。とくにウィノナはハリウッドのトップスターになりかけのところでスキャンダルを起こしてその後は鳴かず飛ばず。久々の大作の主役とあり、気合が入っていました。


 アストリッドが亡くなった父親の霊をあの世で探すって、山下敦弘監督のアニメ「化け猫あんずちゃん」でも観たばかりのプロットで、洋の東西を問わずアイデアは似ちゃうもの。というか、36年前のヒット映画の続編を今頃やることで、やはりハリウッドのアイデアの枯渇を心配しちゃいます。


 ビートルジュースのどたばたと、幽霊がドロレスに次々と殺されて?警部(ウィレム・デフォー)が張り切るとか、天国行きのソウルトレインで、なぜかみんなソウルミュージックに合わせて踊っているなどの大仰なギャグは何も考えずに観られますが、さすがにテンションが高いままでちょっと疲れたかも。ブラックジョークが満載の割にはシュールな展開だし、旧作ファンには懐かしいだろうけど、新作だけみると可もなく不可もなくといったところ。


 1968年のヒット曲「マッカーサー・パーク」をはじめ、全体的に2024年の映画とは思えないクラシックな感じ。80年代のイケイケののりをそのままよみがえらしたというか。まあ、スマホはでてましたけど。それだけティム・バートンの世界は安定しているのかな。マイケル・キートンが相変わらずハイテンションな演技をしているのは何よりと思いました。吹き替えで観たけど山寺宏一、戸田恵子をはじめとする一線級の声優をそろえハイテンションな演技で楽しめました。前作のビートルジュース役西川のりおもカメオ的に声の出演をしています。
posted by 映画好きパパ at 18:00 | Comment(0) | 2024年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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