2024年11月13日

レッド・ワン

 サンタクロースが誘拐され、クリスマスが危機になるというドウェイン・ジョンソン主演の能天気なアクションコメディ。何も考えずに楽しめましたが、この手の能天気な作品でモブに犠牲者がでるのは個人的にイラっと来るのですよね。


 作品情報 2024年アメリカ映画 監督:ジェイク・カスダン 出演:ドウェイン・ジョンソン、クリス・エヴァンス、J・K・シモンズ 上映時間123分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ  2024年劇場鑑賞410本



ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

 【ストーリー】
 クリスマスイブの前日、サンタクロース(J・K・シモンズ)が何者かに誘拐された。サンタの護衛隊長のカラム(ドウェイン・ジョンソン)は、天才犯罪者のジャック(クリス・エヴァンス)を犯人として捕まえるが、ジャックは何も知らずに犯行に協力しただけだった。


 世界一の追跡者の腕を持つジャックを半ば脅して、サンタの行方探しに出かけた2人。しかし、黒幕は恐ろしい計画をたてており、2人のまえに魔物の群れが立ちはだかる。


 【感想】
 冒頭、サンタがマッチョなトレーニングをして、それがJ・K・シモンズということで笑えたのですが、あっさり誘拐されていました。なんだったのだ冒頭シーン。それはさておき、西洋の伝説に詳しくないのだけど、サンタと違って悪い子を罰する妖精クランプス(クリストファー・ヒヴュ)、800歳の大女の魔女 グリラ (キーナン・シプカ)、雪だるまで凍結光線をだすスノーマンたちなど、多彩な人外キャラクターの登場は楽しめました。


 一方、本筋はカラムとジャックの捜査活動なんですが、サイドストーリーとして自堕落な生活を送っているジャックと、別居中のティーンの息子ディラン(ウェズリー・キンメル)との親子の再生も描かれ、クリスマスらしい心があたたまる展開にもなっています。


 ただ、もう少しギャグがぶっとんでいても良かったかな。予告編にあるワンダーウーマンのフィギュアをほしがるところは笑えたけど、あとはファミリー向けを狙ってか全体的に小ぢんまりした感じ。カラムのアクションも人外相手が多い為か、それほど迫力を感じられませんでした。


 サンタが世界中の子どもたちにどうやってプレゼントを配っているかとか、世界中の首脳や軍隊がサンタに協力しているとか、クリスマスについての描き方が現代風にアップデートされているのは笑えました。とくにトナカイたちの活躍も良かったのだけど、あの掛け声はサンタが本当に使ってるのかな。クリスマスシリーズの映画の第1作とかいわれていますが、今後、どういう風に展開するかは楽しみです。


posted by 映画好きパパ at 06:04 | Comment(0) | 2024年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。