作品情報 2024年日本、ウズベキスタン映画 監督:アククロム・イサコフ 出演:ウルグベク・カディロフ、ボイル・ホルミルザエフ、加藤雅也 上映時間90分 評価:★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2024年劇場鑑賞441本
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【ストーリー】
ボクシングのウズベキスタン代表のジャロロフ(ウルグベク・カディロフ)はリオ五輪の準々決勝で敗退したうえ、父親(ボイル・ホルミルザエフ)が重病との連絡があり、途中帰国したため代表から追放される。
しかし、東京五輪でウズベキスタンが金メダルをとるには、ジャロロフが欠かせなかった。一方、ジャロロフが脅威と感じたアメリカの黒幕、ミスターX(フィリップ・ラインハルト)は、東京でジャロロフを妨害するようヤクザの大物、加藤(加藤雅也)に依頼するのだが…
【感想】
普通にジャロロフのスポコンものと思いきや、国際的な陰謀がオリンピックを取り巻く。日米だけでなく、ロシアやトルコの怪しげな人物が登場するのだけど、終盤になったら、そんな話がまったくなくなってしまうのにびっくり。結局、加藤はジャロロフに何をしたのかわからないまま、加藤雅也が意味ありげに登場するだけで終わりです。
そもそも、オリンピックで審判が買収されるなんて放送して、実際のオリンピックの映像をつかっているなんて、IOCに怒られないのか。また、アメリカが総力をあげてジャロロフを妨害するのだけど、いや、オリンピックなんて競技がたくさんあるのだから、なぜジャロロフだけを執拗に狙うのか意味不明。
このほかも、さもわけありがちに登場した伏線や謎の美女たちが、何の説明もなく物語から消えてしまい、頭を抱えてしまいました。だいたい、この人物は何者なのかさっぱりわからない。また、日本のシーンでは歌舞伎や浅草をはじめ、いかにも日本の観光案内みたいなショットがあちこちで差し込まれ、外国人向けに日本を紹介する作品のよう。同様にウズベキスタンの草原はきれいで、いつか行けるかなと思ったのですけど。
ウルグベク・カディロフはウズベキスタンでは人気の俳優だそうで、強豪ボクサーっぽい雰囲気はよくでていました。また、父親との関係が子供時代にさかのぼって触れられるのも、お話としてはきっちり成立しています。それだけに、作品としてきっちり完成してから上映するべきではないでしょうか。また、エンドクレジットに、日本とウズベクの友好議員連盟会長の麻生太郎さんをはじめ、政治家に対する謝辞が続いたのも辟易としました。だれを向いて作っているのでしょうかね。
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