作品情報 2022年アメリカ映画 監督:ジョン・ウー 出演:ジョエル・キナマン、スコット・メスカディ、ハロルド・トレス 上映時間104分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2025年劇場鑑賞129本
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【ストーリー】
ギャング同士の抗争が続くテキサスの町。クリスマスイブの日、ブライアン(ジョエル・キナマン)は7歳の息子のテイラー(アレックス・ブリセノ)と庭で遊んでいたが、ギャングの打ち合いに巻き込まれテイラーは殺され、犯人を追いかけたブライアンも撃たれてのどに大けがをおい、しゃべれなくなる。
復讐を誓ったブライアンは、テイラーを殺したのがギャングのリーダーのプラヤ(スコット・メスカディ)と知り、妻のサヤ(カタリーナ・サンディノ・モレノ)と別れて、翌年の12月24日にギャングを皆殺しにしようとトレーニングを始める。
【感想】
ハトはでなかったけど、よくわからないヒヨドリのような鳥は出てました。それはさておき、冒頭から時系列がわかりにくい。素直に家族で楽しく遊んでいたところから始めればよかったのに。さらに、「サイレントナイト」というテーマなのか、すべての登場人物があまりしゃべらない。プラヤは部下にメールで連絡するし、担当刑事デニス(スコット・メスカディ)も異様に無口です。
さらに、よくあるなめていた男が実は特殊部隊やCIA出身という話ではなく、はっきりと説明されないけれどブライアンは普通のブルーワーカーなので、ユーチューブ動画を参考にしながらトレーニングを始めるところから始まります。次に観た「アマチュア」も同じようなシーンがあるのだけど、こちらのほうはそういう場面に結構時間を割いており、肝心のギャングとのアクションが起きるのは、後半に入ってからでした。だから前半はちょっといらいら。
後半のアクションはカーチェイスあり、プラヤが籠城するアジトへの襲撃ありと工夫はこらしていて、それなりに見ごたえがあります。なぜかデニス刑事がブライアンの味方になるのですけど、前述のようにセリフがないので、理由は不明。彼がブライアンに同情するのはわかるのだけど、一緒に乗り込むというのは飛躍しすぎのような。
ジョエル・キナマンは「スーサイド・スクワッド」とかリメイク版の「ロボコップ」とかアクション映画にそれなりに出てるのだけど今一つ印象が薄い。今作ではだからしゃべらせなかったのかと思いました。他の登場人物も似たりよったり。子供の好きだった鉄道模型をお墓の周りで走らせているのが一番印象的だったかも。
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