2025年11月07日

フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡 私闘編

 阪元裕吾監督の殺し屋モキュメンタリー、国岡シリーズ第3弾。本作はドジな相棒、真中が中心なだけに、ゆるーいギャグもたっぷり交えつつ、格闘シーンは直前にみた「ドライブ・クレイジー」を圧倒する迫力ぶり。ただ、銃で撃たれても血が出ないのは、どこかのどかな気がしてしまいます。

 作品情報 2025年日本映画 監督:阪元裕吾 出演:松本卓也、伊能昌幸、藤澤アニキ 上映時間103分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:シネマート新宿 2025年劇場鑑賞346本



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 【ストーリー】
 最強の殺し屋、国岡正幸(伊能昌幸)のツレで腐れ縁の殺し屋、真中卓也(松本卓也)は、相変わらずミスしてばかり。拳銃を届けるところを副業のウーバーイーツの配達先と間違えて弁当を届けたり、国岡も頭を抱えていた。


 真中の父、陸斗(藤澤アニキ)は伝説の殺し屋。卓也のひどい行状を聞き、連れ戻しに来た。陸斗の一番弟子の天内浩人(Rio)もそんな卓也をあざ笑う。親子喧嘩を止めようとした国岡は、国岡・卓也VS陸斗・天内の2対2の決闘をすることになってしまい…


 【感想】
 殺し屋協会があって日本中に根を張っているという世界観。シリーズ過去作をみていなくても大丈夫な内容ですが、本シリーズの魅力は真面目なのに災難ばかりを引き寄せる国岡をはじめとする各キャラクターたちなので、過去作を見ておいた方がおもしろいでしょう。そもそも阪元監督のモキュメンタリーという設定も初見ではわからないかもしれませんし。


 真中のダメっぷりは過去作でも描かれていましたが、本作になって拍車をかけます。それでも見捨てられない国岡や、牧田(上のしおり)らの仲間たち。父親ゆえに息子を突き放す陸斗など、真中をめぐる人間模様は面白い。真中が鍋をつつきながら、酒を飲んで大言壮語していくあたりなんかは、本当にかわいらしいクズといった感じで、うまいキャラクター設定です。
 
 アクション監督の垣内博貴は「侍タイムスリッパ―」のアクションで注目を集めました。本作でも陸斗が日本刀を使ったアクションをしますし、アクションに新味を加えています。2対2の決闘もどういう流れになるかワクワクしながらみれました。もちろん、前座の雑魚的との集団戦のアクションも楽しめます。


 相変わらず人の命が軽すぎてゲームのようですが、それが阪元世界の特徴。そのなかで、人間はダメになってももがこうとする意思が大事とか、親子だからこその愛と憎しみだとかいうのが、エッセンスとして入っているのもいい。ブロマンス的な日常とアクションの緩急の付け方がたっぷり楽しめます。
posted by 映画好きパパ at 06:06 | Comment(0) | 2025年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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