作品情報 2024年イギリス映画 監督:マイク・リー 出演:マリアンヌ・ジャン=バプティスト、ミシェル・オースティン、デヴィッド・ウェバー 上映時間97分 評価:★(五段階) 観賞場所:新宿シネマカリテ 2025年劇場鑑賞366本
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【ストーリー】
ロンドンの黒人女性、パンジー(マリアンヌ・ジャン=バプティスト)は常に不機嫌で怒鳴りまくっている。配管工の夫、カートリー(デヴィッド・ウェバー)や成人したのにニート状態の息子モーゼス(トゥウェイン・バレット)、妹で美容室を手掛けるシャンテル(ミシェル・オースティン)といった周囲の人物だけでなく、スーパーのレジで、歯医者で、駐車場であらゆるところで怒鳴りまくる。
【感想】
観ている間パンジーに「死ね、死ね」と念を送っていました。こういう連中がいるから世の中が不幸になるのです。彼女だけでなく、リアルにいるパンジーのような連中やほめたたえる批評家連中、すべてがいなくなれば、この世の中はどんなに平和になるでしょう。
シャンテルと一緒に母の墓参りに行き、自分が母から愛されていなかったとパンジーが吐露するシーンがありますが、そういうことは別に珍しくもありません。こういうのは単なるサイコパスであり社会の敵です。カートリーやモーゼスは生きる気力を彼女に奪われ、ゾンビよりもいけるしかばねになっています。
一方、シャンテルは同じ血が流れているのかと不思議に思うほど明るい女性。2人の娘ケイラ(アニ・ネルソン)とアレイシャ(ソフィア・ブラウン)とも仲良し。2人とも美人で明るく、不健康なデブのニートになったモーゼスとはいとこなのに大違い。やはり血よりも生育環境が重要だと実感します。
これだけむかつくのはマリアンヌ・ジャン=バプティストの演技が巧いからでしょう。また、最後まで何も変わらずパンジーが怒りまくっておしまいというのは、改心したり彼女が死ぬような出来事なんか映画的フィクションで、現実はサイコパスが勝つんだよというマイク・リー監督のメッセージと思いました。もちろん、僕も自分がリアルな犯罪者になるわけにいかず、ただひたすらどす黒い怨念を心の中で膨らますだけ。とにかく不快な映画体験ですが、こういう映画もなければだめだというのも理解できます。
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