2025年12月04日

月のこおり

 今どき中年男の不倫が純愛ですばらしいという内容にびっくりしたのですが、ヒロインに石田純一の娘のすみれを起用していることにまたまたびっくりしました。


 作品情報 2025年日本映画 監督:堂野アキノリ 出演:今井翼、すみれ、宮地真緒 上映時間77分 評価:★(五段階) 観賞場所:109シネマズゆめが丘  2025年劇場鑑賞387本



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 【ストーリー】
 写真家の北村竜次(今井翼)は毎年札幌に行き、ジャズシンガーの小春(すみれ)のライブを撮り続けていた。小春が専門学校時代に講師として出会った北村は、いつしか彼女に惹かれ、毎年彼女の写真の個展を開いていたのだ。


 だが、会場としていた古い写真館がオーナー(近藤芳正)の家族の事情で取り壊されることとなり、今年が最後となる。北村は小春への思いを抱いて、今年のライブ会場であるホテルのラウンジに行く。一方、小春も北村へ特別な思いがあり…


 【感想】
 中年男が若い女に惚れられて、純愛の不倫をしたうえハッピーになるという昭和のころのおっさんのおとぎ話を今更みせられてびっくり。しかも、北村の妻(宮地真緒)が妙に物分かりがよいのです。しかも、表層的な行動しか見えず、2人がなぜ惹かれるようになったのか、妻と不仲になる原因は何なのか、映画では読み取れません。しかも、中年の不倫映画なのに、キスがやっとという中学生かという純愛ぶり。


 また、77分なのに演出もテンポが遅い。例えば、小春が歌う前に客席を映すというのはよくある手法なんですけど、エキストラをたっぷりと映し出して、まだはじまらないかと、だんだん苛立ってきます。堂野監督は作詞作曲家、シンガー、映画監督、脚本家をこなすマルチクリエーターで、映画監督としては3作目だそうですけど、作品を見るのは初めて。ちょっと自分にはあいませんでした。


 よかったのは、ジャズシンガーの小春にたっぷり歌うシーンを盛り込んだこと。札幌グランドホテルをはじめ、札幌の高級店でのライブも、いかにも雰囲気を盛り上げてくれます。古い写真館の様子や、札幌の美しい自然なども目を楽しませてくれます。しかし、肝心のストーリーが自分にあわないからなあ。


 今井はどちらかというと雰囲気的な役者。すみれもセリフ回しなどにちょっと違和感を覚えてしまい、本作の浮世離れした感じにしています。まあ、中年男の不倫をたたえる作品はそもそもハリウッド映画でも好みでないので、そういうのが好きな人向けの作品といえましょう。 
posted by 映画好きパパ at 06:08 | Comment(0) | 2025年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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