2025年12月09日

WEAPONS/ウェポンズ

 全世界で2億⒍000万ドルの大ヒットしたホラー。怖いというよりインタレスティングな作品で、ラストに向けてスクリーンに夢中で見入りました。ワーナー日本支社最後の配給作品で、入場者プレゼントがワーナーのステッカーだったのがちょっとさみしい。今後は東和が配給担当となりますが洋画ホラーはどんどん劇場公開してほしいです。


 作品情報 2025年アメリカ映画 監督:ザック・クレッガー 出演:ジョシュ・ブローリン、ジュリア・ガーナー、ケイリー・クリストファー 上映時間128分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ渋谷  2025年劇場鑑賞396本



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 【ストーリー】
 アメリカの田舎町の小学校で、深夜、クラスの児童17人が一斉に自宅を飛び出してそのまま行方不明になる不可解な事件があった。クラス担任のジャスティン(ジュリア・ガーナー)、息子がいなくなった父親のアーチャー(ジョシュ・ブローリン)、事件を捜査する警官のポール(オールデン・エアエンライク)、クラスで1人だけ事件に巻き込まれなかったアレックス(ケイリー・クリストファー)ら、各章ごとに関係する人物の視点から事件を追っていく。


 【感想】
 予告編同様、子供のナレーションから始まり、変哲のない日常の中で異常な事件が起きたことを伝える導入部から映画に釘付けになります。事前にホラー情報が流れてそれはしっているのですけど、登場人物たちは子供たちが集団家出をしたのか、何か事件に巻き込まれたのか、それとも超常現象かわからない状態が続く上司積なミステリーのよう。


 さらに、各章の視点となる登場人物の心理がリアルで納得できるもの。ジャスティンはまったく心当たりがないにもかかわらず、担任だったゆえに親からバッシングをうけ、警察からも疑われます。彼女の防御的反応というか、敵意から身を守るために全身に針山をめぐらすような態度は、実際にこういう状況に陥ったらそうなるだろうという説得力があります。他の登場人物たちの心理も同様で、自分が個々の登場人物と同じ状況に陥ったら、行動はたいして変わらないと思います。その脚本が、ホラーでありながら不自然ではないことを感じさせる手堅いもの。


 また、各章では時間が舞い戻って、同じ場面に遭遇しても登場人物が違えば別の視点になるというあたりまえだけど普段気づかないようなことを教えてくれます。いわゆる羅生門形式なわけですけど、各章の終わりには、えっ、このあとどうなるの?と思わせる引きの強いシーンが用意されており、ホラーにしては長い上映時間を飽きさせません。ジャンプスケアが少ないうえ効果的に使用していることも褒めたい。BGMの使い方も印象的。特に前半はノリノリの曲をあえて流す違和感にはまりそうです。


 そしてインパクトのある終盤。いろんなホラーがありましたけど、このクライマックスは長く記憶に残りそうな感じです。タイトルの意味が回収されるのと、ワクワクゾクゾク感がたまりませんでした。キャンベルのチキンヌードル、子供のころ好きだったなあ。もう何十年も食べてないのに思い出しました。


 割と豪華なキャストが起用されているなか、ジョシュ・ブローリンの安定感とオーラはやはり映画を引き締めてくれます。また、子役がそれぞれうまいのも特徴。脇役ではアレックスの叔母役のエイミー・マディガンがすっかりおばあさんになっており、フィールド・オブ・ドリームズのヒロインもいまや70代かと思うと、不思議な気持ちになりました。
posted by 映画好きパパ at 06:02 | Comment(0) | 2025年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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