作品情報 2025年日本映画 監督:夏目大一朗 出演:原嘉孝、沢口愛華、六角慎司 上映時間95分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2025年劇場鑑賞427本
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【ストーリー】
マニアックな怪獣をテーマにした芸人、佐藤賢治(原嘉孝)はまったく売れず、普段はタクシーの運転手として働きながら、面倒見の良い先輩の山形ツチノコ(六角慎司)の紹介で小さなライブハウスでネタを披露するのがやっとだった。
ある日のライブで、若い女性客、市川理沙(沢口愛華)が大うけしたうえ、賢治としては初めてのファンメールを送ってくる。そのうち食事に行くような関係になったが、これまで女性と付き合ったことのない賢治は困惑ばかり。さらに、理沙も自分がデブでブスだと思い込む醜形恐怖症を持っており…
【感想】
女性にもてないのは僕も一緒なので、賢治のダメダメな様子はかなり共感性羞恥がありました。とはいえ、映画「ボディビルダー」の主人公キリアンが、初デートでひたすらボディビルの話をしまくったような、自分がオタクである怪獣に対する情熱もありません。失敗することを恐れて、自分の気持ちを言えないまま時がたっていきます。
ここで、自分の気持ちをさっさといえばいいのにといえるのは恋愛強者か僕のようなおっさんの発想。子供のころのいじめが原因で、これまで女性と2人で食事に行くことすらなかったであろう賢治にとって、何か動くことで全部がぶち壊れてしまうことも恐怖でした。そこまでは共感できるのですけど、そのくせ妙にプライドが高いのがなんともいえません。
まあ、フィクションだからクライマックスへ向けたタメだというのはわかるのだけど、僕の賢治への肩入れを断ち切るには十分な感じでした。また、芸人ってプライベートならともかく、舞台に上がったらしゃべりまくらないとあかんと思うのだけど、賢治はそれもうまくできません。なんで芸人を続けているのか、なかなか考えさせられました。
原嘉孝はアイドルのオーラを封印して、売れない芸人を陰キャもてないオーラ満載で演じています。これはなかなかのもの。ヒロインの沢口も、賢治との組み合わせがいい感じでした。ただ、全体的にインディーズ感満載である一方、キャストにはそれなりの人が登場しているので、そこがちょっとちぐはぐに思えたかもしれません。
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