作品情報 2025年日本映画 監督:中村雅俊 出演:中村雅俊、秋野太作、 田中健 上映時間109分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:ムービル 2026年劇場鑑賞10本
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【ストーリー】
大学時代の親友3人組、カースケ(中村雅俊)、グズ六(秋野太作)、オメダ( 田中健)。70代になったがカースケは町工場の社長、グズ六は介護施設の理事長、オメダは鳥取県米子市長とそれぞれ活躍していた。
だが、カースケは久しぶりに上京して自分に会いに来たオメダの表情が妙に思いつめていたのが気になった。さらに、グズ六から死んだはずのカースケの元恋人洋子(金沢碧)が生きているとの情報を聞き、彼女が目撃された山村に向かう。そこにいたのは、オメダの妹の真弓(岡田奈々)だった。だが、真弓は思いがけない行動をカースケにとり…
【感想】
昔観たような記憶があったのですが、完全な記憶違い。初見になるため、映画の世界に入っていくのはかなり厳しかった。ドラマ時代の映像をふんだんにつかう回想シーンが多かったですし、ドラマと同じ鎌田敏夫脚本、主演の中村が監督をしたこともあり、思い入れがあまりにもたっぷりだったからです。
さらに109分と割と短めの時間ながら、それぞれのエピソードがあまり有機的に結びついていない気もしました。60年目をやるのかどうかわかりませんが、過去のエピソードの登場人物たちの決着をつけるために、いろいろあちこちを回ったというところでしょうか。また、令和になってもこういうエピソードなの?と思ってしまう、親子や夫婦、恋人関係の古めかしさも。もっとも、僕が知らないだけに現実にもこういう古めかしいエピソードがあるのかもしれませんが。
人生の晩年になって、やりのこしたこと、思いへ決着を付けたいというのはわかります。それが今の生活、周囲を傷つけることになってもやりたいというのは、はたから見ればわがままだけど、本人にとっては切実なんだろうな。僕もそろそろ人生の終わりを考えるような年頃になったので、余計3人の考えに思いをはせてしまいました。
思い入れたっぷりということで、50年前の構図と同じカットを入れるファンサービスは、部外者の僕が観ても素直に感心しました。中村の上に秋野、そのうえに田中が肩車でのっかるなんて、70過ぎて本当に撮影できたのかという驚きもあります。また、秋野、田中が年相応の容貌になったのに、中村の若々しさには驚きも。それでも同窓会のように楽しそうな彼らの姿は、ぐっとくるものがあります。
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