作品情報 2025年日本、台湾映画 監督:宇賀那健一 出演:海津雪乃、YU、ミミ・シャオ 上映時間94分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:横浜ムービル 2026年劇場鑑賞22本
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【ストーリー】
東京の美容師、璃子(海津雪乃)は台湾の友人淑芬(リン・スーティン)のインスタに変な女が映りこんでいるうえ、コメントも支離滅裂になっていたことから、彼女に電話するがつかまらない。元カレで淑芬とも共通の友人の家豪(YU)に電話すると、淑芬は半年前に死んでおり、しかもだれかに呪い殺されたという噂もあると教えられる。
だが、淑芬のインスタは毎日更新されている。璃子のシェアハウスの同居人、あいり(大関れいか)が問い合わせのDMをしたところ、代わりに恐ろしい動画が送られてきて…
【感想】
台湾ホラーといえば、赤い服のおばさんじゃなくて、赤い服の少女だろうに。もし、美少女を起用していたらさらにポイントが高かったのにと惜しまれます。前半の璃子をめぐる怪異はもとより、中盤の淑芬の死の謎を探ろうと台湾へ行って家豪と協力するといった大筋の流れは面白いですし、クライマックスも観ていてうっきうきになりました。
ただ、シーンシーンで観客を驚かせる、怖がらされることを優先するためか、放置された伏線が続出しているようにみえるのはマイナス。例えば、怪異がせまって、さあどうなるとなった瞬間にカメラは翌日に切り替わってしまいます。また、これだけ人が死んでいるのに予算の関係か主人公周りで終わってしまい、普通に警察に事情聴取されるだろうに警察がない世界なのかとか、なんとももったいない感じの脚本、演出でした。
また、台湾だけでなくて日本で怪現象が起きるあたりが、もう少し説得力があればよかった。あいりのもとに速攻で動画が返信されるのでなくて、翌日にするとかちょっと工夫するだけで、観ていて納得できるのだけど、速攻で返信されたら、こんな短時間でできるのかと内心思ってしまい、テンポが疎外されるんですよね。
これまでみた宇賀那監督作品から、もう少しほんわか、ユーモアがあるかと思ったら、終始暗い画質、演技、ストーリーだというのはちょっと意外でした。出演者も日本、台湾とも主演陣は僕の知らない俳優ばかりでしたが、それゆえに、誰が犠牲になるかドキドキする緊迫感が。あとで一番驚いたのがちょい役のホームレスが野村宏伸だったことでした。淑芬の妹役のミミ・シャオはかわいかったなあ。
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