作品情報 2025年韓国映画 監督:イ・ファン 出演:ハン・ソヒ、チョン・ジョンソ、キム・ソンチョル 上映時間110分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ日本橋 2026年劇場鑑賞48本
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【ストーリー】
ホステスをしながら昼は花屋で働くミソン(ハン・ソヒ)。周囲からケチと言われながらも必死で金を貯め、あと一歩で自分の花屋を持てるところまできた。だが、姉妹のように育ってきたドギョン(チョン・ジョンソ)とともに詐欺に巻き込まれて、カネを失ってしまう。
ミソンが働くクラブのオーナーで、ソウルの夜の若き実力者、ト社長(キム・ソンチョル)が詐欺の黒幕だった。トは国税局の目を逃れるため大金を隠した。トの部下でミソンたちを虐げている小悪党ソック(イ・ジェギュン)は隠された大金を奪おうとする。一方、ミソンはト社長のスマホをこっそりコピーして隠し場所を特定。ソックを出し抜いて奪おうとするのだが…
【感想】
序盤からジャズ風のBGM、清楚な花屋と好対照なきらびやかな夜のソウルの飲み屋街と、つかみからいかにもおしゃれな感じで始まります。また、ハン・ソヒ演じるミソンがいかにも韓国の人気女優、モデルといった感じの容姿であり、彼女がどう犯罪に巻き込まれるのかわくわくします。
相棒となるドギョンはノーメークで、ドライブテクニックにたけていることからクラブの運転手をしています。BMWの高級車で狭い道を猛スピードで駆け抜けるテクニックはものすごく、男気のある職人といったところ。好対照の2人が組むバディはなんとも魅力的です。
ただ、ありがちなプロットを複雑にしようかと、ドギョンの母、ミソンの育ての母で、かつてはトップホステスだったにもかかわらず今は酒浸りになっているガヨン(キム・シンロク)が登場してからせっかくのバディムービーに異物が入ってしまい、ちょっとテンポが悪くなります。ガヨンが2人のことをどう思っているのか、逆に2人は母のことをどう思っているのかという家庭の事情を割とねちっこく描いたのが好みにあいませんでした。まあ、韓国映画っぽい展開ではありますけど。
なお、平気で殺人を犯す社長のボディーガードが女性のブル(チョン・ヨンジュ)というのが興味深い。強く賢い女性たちに対して、男性はどこかずるくて弱い印象を受けてしまいます。残忍なト社長ですら、詰めが甘すぎて笑ってしまうほど。
役柄とはいえ、ハン・ソヒの美人ぶりは目を見張るほど。女性ハードボイルドのヒロインとしては悪くないんですけど、それだけにもうちょっとスピーディーな展開だったら傑作になったのにちょっともったいなかったかも。
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