2026年02月09日

クスノキの番人

 東野圭吾のファンタジーをアニメ化。「サマーウォーズ」でも思ったのだけど権力者のばあさんが出てきて、家族の絆とか人間の品格のようなことを上から目線で言われると思いきっりサブいぼが出てしまいます。他のキャラクターもまったく共感できず、つらかった。

 作品情報 2025年日本映画アニメ 監督:伊藤智彦 声の出演:高橋文哉、天海祐希、齋藤飛鳥 上映時間113分 評価:★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ  2026年劇場鑑賞49本



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 【ストーリー】
 パワハラを受けて勤務先の菓子工場をクビになった直井玲斗(声・高橋文哉)は悪友の佐々木(八代拓)にそそのかされて工場からカネを盗むが警察に捕まってしまう。だが、初めて会う叔母で財界の大物の柳澤千舟(天海祐希)から、クスノキの番人をすることを条件に釈放してもらう。


 東京の奥地の神社から山に入ったことのあるクスノキは、昼はだれでも入れるが、夜は儀式をして心から祈ると願いがかなうとの言い伝えがあった。たまたま、深夜不審な行動をとる若い女性、佐治優美(齋藤飛鳥)を見つけた玲斗は、彼女から父の寿明(大沢たかお)の後をこっそりつけてきたと聞かされる。寿明は儀式の参加者で、優美は父が何を願っているのか突き止めたいので、玲斗に協力するよう頼み込む。


 【感想】 
 千舟の口癖が「愚かですね」なんだけど、この上からの物言いにずっとイラっと来てました。さらに、フリーターでろくなものを持っていない玲斗にブランド物のファッションを買い与えるのだけど、金銭的な価値が人間の価値と思っている様子が垣間見えて、ずっといらいらし通し。


 そもそも、玲斗は幼いころ母を亡くして天涯孤独になったのだけど、千舟のような財界の大物だったら、妹(玲斗の母)の死の情報は入るだろうし、そんな泥棒になるまで甥に連絡もしないなんて、人間としての情があるのかと疑います。それを偉そうに説教しても反感しかもちません。


 また、優美も玲斗がキャバクラの黒服をしていたのに女性にうぶという冗談のような設定を利用して、いきなり奥多摩から渋谷までまだ1回しか会っていない彼を呼びつける非常識人。もちろん玲斗もそそのかされて無計画に元の勤務先に泥棒に入るのだから、いくら財界の大物がバックにいてもこんな簡単に無罪にならないだろうと終始いらいらのしっぱなし。


 そして、クスノキの願いも家族の絆をよびかけるもの。それだったら、玲斗を孤児設定にしてなんか物語と関連付けるのかと思いきやそれもなし。まあ、家族の絆とか死者の思いとか感動的なキーワードを並べれば泣けるという発想なんでしょうね。ネットニュースでも泣ける映画として紹介していますから。まあ、素直に泣ける心のきれいな人向けであり、僕のようなひねたおっさんはnot for me。中盤からは眠気と戦うのに必死でした。なお、有名俳優が主役、有名声優が脇役という布陣でしたが、俳優陣に違和感はなかったのは長所だったと思います。
posted by 映画好きパパ at 06:18 | Comment(0) | 2026年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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