2020年05月28日

危険なプロット

 フランスの俊英、フランソワ・オゾン監督の新作。ユーモア混じりながらも、人間心理をついたサスペンスですが、ヨーロッパ文学の知識がない僕には、ちょっと難しかった場面もあったかな。

 【ストーリー】
 高校の国語教師ジェルマン(ファブリス・ルキーニ)は、文学に関心のない生徒たちに教えることに飽き飽きしていた。ところが、作文の課題で同級生の家族のことを書いたクロード(エルンスト・ウンハウアー)の見事な文章に惹きつけられる。内容は他人の家族の秘密をのぞき見するようなもので、作文の最後には「続く」と書かれていたのだ。ジェルマンの妻で画廊を経営するのジャンヌ(クリスティン・スコット・トーマス)も、作文の内容に関心をもつ。

 ジャルマンは放課後クロードを呼び出し、文章の書き方を教える個人授業をはじめる。やがて、彼の文章はより危険なものになり、同時に、ジェルマンに対しても、要求をつきつける。



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posted by 映画好きパパ at 21:32 | Comment(0) | 2013年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月27日

大統領の料理人

 フランスで史上唯一、大統領専用シェフとなった女性を描いた実話ベースの物語。ストーリーは淡々として起伏がないのだけど、出てくる料理が見たことのない美味しそうなものばかりで、死ぬまで一度でいいから、こういう料理を食べてみたいと思いました。

 【ストーリー】
 フランスの田舎町で小さなレストランを経営していたオルタンス(カトリーヌ・フロ)は、いきなり大統領宮殿から呼び出され、ミッテラン大統領(ジャン・ドルメッソン)のプライベートな食事を作るシェフに任命される。

 フランス大統領宮殿では、大統領も職員も主厨房のシェフが作っていたのだが、過剰な装飾に辟易としたミッテランは素朴な「祖母の料理」を食べたい、と女性シェフを任命したのだ。よそものの女性が抜擢され、男性ばかりのコックたちは面白くない。また、複雑な官僚制度も、彼女が自由な料理作りの邪魔をする。しかし、彼女は次々にアイデアを出していき、ミッテランから絶大な信頼を得る。



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posted by 映画好きパパ at 22:28 | Comment(0) | 2013年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月26日

101回目のプロポーズ

 1991年に武田鉄矢主演で大ヒットしたドラマの中国版リメイク。連続ドラマを2時間弱に落とし込みながら、しっかりとしたストーリーになっており、オリジナルを見た人も見てない人も楽しめます。

 【ストーリー】
 上海の内装業者、黄達(ホァン・ボー)は98回の見合いに失敗し、99回目の見合いにのぞんだが、うまくいきそうもなかった。同じ見合い場所のホテルのレストランで美貌のチェリスト、葉薫(リン・チーリン)も見合いをしていた。しかし、見合い相手は既婚者で、トラブルになりかける。偶然、通りかかった黄達は、彼氏のふりをして、葉薫を助け出した。

 そのことがきっかけで知り合った2人。貧乏で外見もぱっとしない黄達と国際的なチェリストの葉薫は住む世界が違ったが、葉薫の親友の桃子(秦海路)や黄達の部下たちの協力もあり、2人の距離はぐんぐん縮まる。しかし、葉薫はあと一歩を踏み切れない理由があった。3年前、結婚式の当日に婚約者の許卓(高以翔)が事故で行方不明になったのだ。二度と愛する人を失いたくないという彼女に対して、黄達はダンプの前に飛び出して「僕は死にません。あなたを守ります」と誓う。



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posted by 映画好きパパ at 20:56 | Comment(0) | 2013年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする