2021年03月26日

プロデューサーになりたい

 日本のロックミュージカルをゲキシネで見たので、「プロデューサーズ」を見にいった。米国の大ヒットミュージカルの映画化。舞台も映画も同じ監督で、舞台ではできないセントラルパークでのロケや服の早変わりなど映画ならではの工夫を使っているところは劇の中継メインだったゲキシネとは違うところ。

 ブロードウェーの落ち目のプロデューサー、マックス(ネイサン・レイン)は新作も大コケ。だが、会計士のレオ(マシュー・ブロデリック)から、大コケで打ち切りにして、出資者に配当を支払わず持ち逃げすれば儲かるとのアイデアを聞きだし、大乗り気。レオは「ショウが当たれば計画は失敗。捕まって刑務所に入りたくない」と、加担するのを断るが、会社に戻ってみると味気ないサラリーマン生活は刑務所にいるのと同じと考え直す。

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posted by 映画好きパパ at 21:56 | Comment(0) | 2008年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月09日

ラースと、その彼女

 寒い冬にぴったりの、心温まる現代の寓話。何かと嫌なニュースが多かった2008年だけど、年末にこういう映画を見られたというのは、来年は良い年になるのでは、と期待してしまいます。

 【ストーリー】

 雪が積もった小さな町に住むラース(ライアン・ゴスリング)は、心優しくて町中の人から慕われているけど、極端にシャイ。特に女性が苦手で、同僚のマーゴ(ケリー・ガーナー)が話しかけてくると、一目さんに逃げるほど。兄のガス(ポール・シュナイダー)と兄嫁のカリン(エミリー・モーティマー)はラースのことを心配していた。

 ある日、ラースがガスの家を訪れて「彼女を紹介したい」という。喜んだガス夫婦だが、その彼女とは、等身大のリアルドールだと知ってびっくり。しかも、ラースは彼女はビアンカという宣教師だという。兄夫婦はラースをバーマン医師(パトリシア・クラークソン)のところに連れていくが、意外にも、医師は、「彼女が現れたのには理由があるはず。妄想に話しを合わせるように」と診断する。そこで、町の人たちに協力を仰ぎ、ビアンカを本物の彼女として扱うようにしたのだが…





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posted by 映画好きパパ at 23:06 | Comment(0) | 2008年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PARIS

「スパニッシュ・アパートメント」で見事な群像劇を描いたセドリック・クラピッシュ監督の新作「PARIS」。フランス映画らしい淡々とした流れだけど、パリとそこに住む人々への愛情が満ちあふれたやさしい群像劇でした。

 【ストーリー】

 ムーラン・ルージュのダンサー、ピエール(ロマン・デュリス)は重い心臓病で職場を辞める。心臓移植しなければ助からないといわれた。姉のエリーズ(ジュリエット・ピノシュ)のもとに転がり込んだ彼は、窓の外から健康な人たちが幸せそうに暮らしているのを観察している。

 ピエールの前のアパートに住む女子大生レティシア(メラニー・ロラン)は、「君を愛している」などと書かれたメールを大量に受け取ってけげんに思っている。贈り主はレティシアの大学のロラン教授(ファブリス・ルキーニ)。彼は年がいもなく、レティシアに一目ぼれしてしまったのだ。

 ロランの弟のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、建築家として成功し、幸せな人生を送っていると思っていた。だが、兄と喧嘩したときに「おまえみたいな普通のやつには分からない」といわれ、「普通」とは何か悩み始めた。

 近所の八百屋、ジャン(アルベール・デュポンテル)とカロリーヌ(ジュリー・フェリエ)は離婚したあとも商売は一緒にやっている。喧嘩をしながらも、何となく相手のことが忘れられない。

 パリに生きる普通の人たちはきょうも、喜び、悲しみ、悩みながら生きている。



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posted by 映画好きパパ at 23:03 | Comment(0) | 2008年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする