2021年03月09日

マルセイユの決着

 フランスフィルムノワールの幻の名作、「ギャング」(1966年)のリメイク作品。金と名誉のために男たちが殺し合うクラシックな雰囲気は出ており、名作劇場にいれてもいいけれど、あまりにも古めかしく感じられるのも事実でした。

 【ストーリー】

 1960年代のフランス、大物ギャングのギュ(ダニエル・オートゥイユ)は脱獄に成功して、かつての仲間の未亡人、マヌーシュ(モニカ・ベルッチ)のもとへ向かう。そのころ、マヌーシュの店が何者かに襲われた。彼女は忠実な部下アルダン(エリック・カントナ)に守られるが、自宅に帰ったところを2人組のチンピラに襲撃される。

 間一髪のところにギュが現れ、2人を救い出す。チンピラのボスは、堅気を襲っても平気なジョー(ジルベール・メルキ)だということが分かった。ジョーに復讐しようとするが、間一髪のところで逃げられてしまう。自分の昔風のやりかたが時代遅れだと悟ったギュは、国外逃亡のために、大仕事を計画する。一方、ギュの動きを追っていたパリ警視庁のブロ警視(ミシェル・ブラン)は、罠をしかける。





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posted by 映画好きパパ at 23:01 | Comment(0) | 2008年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソウ5

 2004年に低予算ながら、強烈なアイデアと意表をつくラスト、それにいかにもいたそうな残酷描写で映画ファンをうならされた「ソウ」。その後、年1作ずつ続編が公開された。さすがに5作目となるとパワーダウン。シリーズのつじつまあわせに終始しているような気がする。1作目のような衝撃はもう、みられないのか。

 【ストーリー】

 連続殺人犯ジグソウ(トビン・ベル)が死んでも、惨劇はとまらなかった。ジグソウの魔の手を間一髪逃れたFBIのストラム捜査官(スコット・パターソン)は、地元警察のホフマン刑事(コスタス・マンディロア)がゲームに参加しながら、無事脱出できたのを知り、ジグソウに協力しているのではと疑う。

 そのころ、密室の中で首輪で動けなくされた男女5人が目覚める。5人は面識がなく、自分がなぜ捕まったのか理解できない。だが、首輪は巨大な刃につながれ、ある方法で外さないと、首を切られてしまう。こうして、またもやジグソウの死のゲームが始まった。



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posted by 映画好きパパ at 22:57 | Comment(0) | 2008年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

うん、何?

 島根県を舞台にした高校生の青春物語。非常に丁寧に撮られているのだけど、田舎バンザイと難病が絡むというのは手あかにまみれており、個人的にはちょっと飽きた。作品そのものは悪くはないので、島根もそうだし、田舎から都会に出てきて疲れている人にはいいかもしれません。

 【ストーリー】

 島根県雲南市の高校3年生、鉄郎(橋爪遼)の1日は入院中の母親(宮崎美子)に牛乳を届けることから始まる。もうすぐ夏休みなのに、進路をまだ決めていないことが不安だ。東京に出たい気はするが、何かやりたいものがあるわけでもない。家族ぐるみの付き合いの同級生、多賀子(柳沢なな)とは親友同士。2人の親友の裕二(松尾傑)、久美子(平田薫)らはやきもきするが、シャイな鉄郎は、どうしても好きだということを伝えられない。

 夏休みを前に、担任の尾崎(甲本雅裕)は、地元出雲に伝わる古来からの伝説をいろいろ教えてくれる。町はずれの神社には、ヤマタノオロチに酒を飲ませたツボが伝えられ、その封印を解くとバチが当たると伝えられていた。夏休みに入ったある日、学校の水泳部の先輩で、オリンピック候補の信吾(黄川田将也)が帰省する。信吾が後輩の多賀子を七夕祭りに誘ったと聞いた鉄郎は、いてもたってもいられなくなったのだが…。



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posted by 映画好きパパ at 22:55 | Comment(0) | 2008年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする