作品情報 2014年日本映画 監督:前田弘二 出演:佐々木蔵之介、永作博美、杉本哲太 上映時間95分 評価★★(五段階) 鑑賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 鑑賞日5月30日 2015年劇場鑑賞76本目
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【ストーリー】
小説家志望で編集プロダクションに勤めている浩太(佐々木蔵之介)は17年間友達だった優子(永作博美)が故郷で見合いをすると聞いて急遽プロポーズ。優子の妊娠も分かって万事順調にみえたが、彼女が末期がんであることがわかった。
赤ちゃんは無事出産できたものの、まもなく優子は亡くなってしまう。だが、悲しみに暮れる浩太の前に、優子は何事もなかったのように現れた。他人には見えない優子は、幽霊なのかそれとも浩太の幻影なのか。
【感想】
闘病ものでお涙ちょうだいの作品は山ほどあるので、死んだはずの優子が現れて、2人で過去を振り返るという形式は、差別化を図る意味では良いアイデアだと思います。佐々木、永作の芸達者ぶりな掛け合いが期待されるという意味ではなおさら。
ただ、闘病ブログが原作のせいか、闘病とブログの書籍化、過去の思い出など盛り込みだくさんすぎて、印象が散漫になってしまったのはもったいなかった。特にせっかく赤ちゃんがうまれたのに、親子のふれあいはとってつけたようなものにとどまるのが不思議。旦那とのラブラブ時代を振り返るより、赤ちゃんの行く末を心配するほうが大切だと思うのですが。
さらに、悪人を登場させられず、周囲がみんな善人になってしまったため、ストーリーがすべて想定の範囲内になってしまいました。確かに、いい話だなとおもわせる部分もあったけれど、なぜ、いまこの作品をこのような形で映画化するのかが今ひとつピンとこないまま終わっちゃいました。余談ですが、フレッシュネスバーガーにドライブスルーがあることを知ったのが、一番の収穫だったかも。
佐々木、永作は想定内の演技で、同じ永作の闘病物の「その日の前に」のファンだった僕からしては、ちょっと残念。ベテランぞろいの脇役はよく言えば手堅く、悪く言えば新味のない感じでしたが、永作の弟役の高橋周平のとぼけた味が目をひきました。
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