作品情報 2023年米国映画 監督:アンソニー・ディブラシ 出演:ジェシカ・スーラ、エリック・オルソン、チェイニー・モロー 上映時間 93分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ渋谷 2026年劇場鑑賞88本
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【ストーリー】
アメリカの田舎町。カルト教団のリーダー、ジョン・マラム(チェイニー・モロー)を、警察官のウィル・ローレン(エリック・オルソン)が射殺し、人質となっていた若い女性たちを助ける。だが、警察署に戻ったウィルは何かにとりつかれたように銃を乱射し、同僚たちを射殺した後自殺してしまう。
1年後、ウィルの娘のジェシカ(ジェシカ・スーラ)は、事件の真相を知ろうと警察官になり、父が事件を起こした警察署に配属となった。施設の老朽化で移転が決まった旧庁舎最後の夜、ジェシカは一人で当直を担当する。だが、カルト教団の生き残りたちが、町で騒ぎを起こし…
【感想】
2014年の「ラスト・シフト/最期の夜勤」のセルフリメイクだそうですが、オリジナルは未見。取り壊しが決まった庁舎とはいえ、一人で夜勤というのがいかにもな設定ですけど、ジャンプスケアを多用しつつ、本当か幻覚かわからないような怪奇現象が多々見込まれてくるのは、お化け屋敷みたいで面白かった。
まあ、アメリカのホラーのカルト教団ホラーといったら、どうせ悪魔が出てくるんだろうと思いつつ観ていました。ただ、、ジェシカが父の起こした事件のせいで警察署内で浮いていて、しかも若い黒人女性ということで、ベテランの白人警官の先輩に頼りにくいこと(だったらなんで採用するんだと思ったけど、そこは映画だから?)も含めて、仕事にまじめに取り組んでいるがゆえに、警察署に実質閉じ込められるという発想はユニークでした。家に帰った上司に助けを求めても、そんなことで電話するなとキレられるし、超常現象が起きたからと言って警察官が警察署を放棄するわけにいかないし。
また、カルト教団もいかにもな感じで描かれていましたが、謎の(悪魔への)讃美歌っぽい歌のハーモニーがきれいだというのも、怖さをましてくれます。その讃美歌がリピートで流れるうちに、どんどん事態が悪化するというのも巧い流れ。ジャンプスケアもちょくちょくありますが、BGMとあっており、効果的に使っています。
ただ、いかにも意味ありげなシーンが多すぎるというのは、途中で疲れてしまいました。意外な展開があったりするのだけど、結局、ラストカットは何だったのかも含めて、もやもやしたまま終わります。基本的にはジェシカ一人が狙われる感じで長く続くので、彼女の恐怖、狂気が観客に伝染してくるようでした。
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