作品情報 2026年日本映画 監督:是枝裕和 出演:綾瀬はるか、大悟、纐リ里夢 上映時間126分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:ムービル 2026年劇場鑑賞215本
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【ストーリー】
近未来、幼い息子の翔(纐リ里夢)を亡くした建築士の甲本音々(綾瀬はるか)は、最新鋭のヒューマノイドAIのモニターになり、息子そっくりのヒューマノイドを家族に迎えることに。大喜びの音々と違い、夫で工務店を営む健介(大悟)は違和感を覚える。
だが、生前の翔と外見だけでなく行動までそっくりな様子に、健介も次第に心を開き始める。一方、他のヒューマノイドの中には人間からひどい目に遭うものも出ていて…
【感想】
是枝監督らしい日本的家族のありかたの追求に、AIヒューマノイドという変化球を入れてきました。スピルバーグの作品から20年以上たち、技術的には近未来にできてもおかしくないものです。しかし、家族パートに力を入れたため、ヒューマノイドパートは既視感あふれる描写になってしまいました。
翔の死について、音々は不仲の母、信代(余貴美子)とやりとりして保育園に迎えに行かなかったことを、健介は自分がパチンコをしていて迎えに遅れてしまったことを心の傷として抱えています。それゆえに、異分子であったヒューマノイドと人間の差が次第に解消していくようすをみたとき、家族とはなんなのかと考えさせられます。別の家族では新しい子供を作ることで悲しみを解消しようとしていましたが、ヒューマノイドに代替できるのか。ペットと同じではないのかなど。
一方、ヒューマノイド側も自我が芽生える設定で、人間から虐待を受けたものが寄り添い、コミュニティを作るというのは100歩譲ってわかるのだけど、ようやく両親から実の子供のように受け入れられた翔までが、家族よりもコミュニティを選ぶというのがよくわからなかった。さらに、自然豊かな原生林を理想郷のように描くのもひいてしまうし、人間の虐待児もコミュニティにはいたけど、他のヒューマノイドから浮いていて、結局、いじめの連鎖でものごとは解決していないと冷ややかにみてしまいました。
是枝作品としては海街diary以来、11年ぶりに鎌倉を舞台にしていますが、それもあまり効果的ではありません。自然と都会化の調和という意味で鎌倉を描きたかったのでしょうけど、これもエコ万歳という表層的な見方が今一つ。
綾瀬は最近いろんな役を難なくこなせましたが、彼女の昔の作品「僕の彼女はサイボーグ」で、サイボーグ役を演じていた時とは違い、纐リが完全にナチュラルな演技というのが観ていて興味深かった。纐リは子役として良い作品に出られたので今後は楽しみ。一方、大悟は演出のせいもありますけど、しゃべりがよく聞き取れませんでした。それもあって物語に入り込めなかったかな。
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話題のこの映画はTV CMのシーン、大悟さんのシーンが役の人じゃなく千鳥の大悟のまんまに見えて見る気が失せました。芝居はお上手だと評判でそう思いますが、髪型や衣服から言葉(わし)や微妙なイントネーション(方言ぽい)がどうも…。監督の意思だと思いますが。
バラエティ番組で撮影やカンヌ映画祭に触れてすっかりいっぱしの俳優みたい…。
変な感想をすみません。まぁ大悟さんが好きじゃないという話です…。そんな映画もご覧になりますか?
また、つたないブログへの訪問も感謝です。
是枝監督は子役に演技を付けないで素のまま撮影すると聞いたことありますが、
大悟さんもそんな感じをみうけられ、大人がやっている分、ちょっと聞き取りずらかったです。
芸人さんで俳優をやる人は大勢いるので、大悟さんもその道を歩んでいくかもしれませんが、個人的にはもっと演技っぽいのを次はみたいです。