作品情報 2026年日本、韓国映画 監督:内田英治 出演:水上恒司、ユンホ、福士蒼汰 上映時間116分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ローソンユナイテッドシネマみなとみらい 2026年劇場鑑賞216本
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【ストーリー】
日本で最も治安が悪い新宿・歌舞伎町を所管する新宿中央署の新人刑事、相葉四郎(水上恒司)は地元出身で、暴走族の総長だったという経歴。腕っぷしなら誰にも負けず、地元の岩城組の岩城組長(ピエール瀧)らも一目置いている。
歌舞伎町の半グレリーダー、ラビット(とにかく明るい安村)が連続強盗を起こして集めた大金をフィリピンの刑務所に隠していたところ、岩城組幹部の外山(後藤剛範)に奪われた。ところが、歌舞伎町で外山が2人組の凶悪犯に殺され大金を持ち逃げされてしまう。2人は大物政治家の息子、村田蓮司(福士蒼汰)と韓国財閥のボンボン、キム・フン(オム・ギジュン)。金と政治の力でもみ消す2人に対して、相葉と韓国からキムを追ってやってきた一匹狼の刑事、チェ・シウ(ユンホ)が正義の鉄拳で立ち向かう…
【感想】
歌舞伎町ロケをうまくつかっていて、本当に歌舞伎町が日本で最悪の治安のように、あちこちで殺人や強盗で起きているみたい。冒頭の質屋を半グレ達が襲うシーンから、フィリピン刑務所での乱闘とアクションがてんこ盛り、116分フルスロットルで、内田監督も楽しかったのではないでしょうか。
「犯罪都市」のマ・ドンソクと違って、水上は筋肉デブではないのだけど、その分、威勢の良さははんぱでないし、プロレスマニアだけあって必殺ヘッドバッドは最強すぎ。本家同様、「真実の時間」という警察の暴力的な取り調べがあるのにはにんまり。また、本家に出演していないとはいえ、ユンホ、オム・ギジュンと双方に韓国人俳優が起用されているので、つながりは感じます。
ストーリーは韓国っぽく、血なまぐさいことこのうえない。ただ、令和の日本では大物政治家の息子でも、ここまでひどいことをしていればもみ消せないので、韓国風フィクションとして楽しめます。そして、悪の限りを尽くす2人に見ているこちらの怒りも沸点に達し、署長(菅原大吉)から謹慎をいわれても、暴れまくる相葉とチェ・シウを応援したくなります。
気は弱いけど策士の係長(渋川清彦)、日韓両国語を流ちょうに使える才女の刑事、吉井みゆき(ヒコロヒー)など、脇役の縁の下の力持ち的な仕事も事件解決につながっていくのがいい。また、大規模なカーチェースが撮影しにくい日本での工夫した撮影方法とか演出も楽しめます。スタントコーディネーターの辻井啓伺も数々の大作にかかわった経験があるだけ、観客が気分良くなるド派手なアクションをみせてくれます。
どうせなら本家みたいにシリーズ化して、マ・ドンソクをゲストとして見てみたいかも。とにかくフラストレーションをためたところで悪と死闘を繰り広げるという王道のアクションエンタメに大満足でした。水上も福士もこれまでのイケメン好青年を一変させる役柄がはまりすぎていたのも良かったです。
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