2026年06月10日

いろは

 長崎県佐世保市を舞台に、都会に行った姉と地元でニートをしている妹の複雑な愛憎を描きました。丁寧な心理描写がありますけど監督は中年男性なのでびっくり。女性がみたらあるあると思うのか、それともちょっと違うよと思うのか。

 作品情報 2026年日本映画 監督:横尾初喜 出演:川島鈴遥、森田想、鶴田真由 上映時間94分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:シネマ・ジャック&ベティ  2026年劇場鑑賞220本



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 【ストーリー】
 佐世保の実家で家業のお茶屋をたまに手伝うぐらいのニート、時田伊呂波(川島鈴遥)は、母の和葉(鶴田真由)から結婚や就職についていわれるものの受け流していた。唯一の趣味は地元のラジオ番組に辛辣な意見を投稿すること。

 そこへ福岡で働いている姉の花蓮(森田想)が帰省してきた。自分と違って社交的で華やかなファッションをしている姉に、伊呂波は内心、複雑な思いをしていた。ところが、花蓮は妊娠しているうえ相手にはそのことを告げておらず、伊呂波に相手のところに行くのに一緒についてきてほしいといわれる。最初は断ったものの、ラジオ番組に家庭の恥ずかしいことをじゃんじゃん投稿していたことを見破られ、しぶしぶ父親候補に会いにいくことにしたのだが…

 【感想】
 横尾監督は佐世保出身で、妻の遠藤久美子も時田姉妹が仲良くなる旅館の女将姉妹の片割れとしてでてきます。また、諫早の有明海だと思いますが、どこまでも続く海の中の一本道など、地元の風景描写も美しい。

 ただ、僕自身は姉も妹もいないため、姉妹の葛藤というのがピンときませんでした。まだ、妹が姉に対してもやもやする気持ちはわかるのだけど、最初は妹の前で立派な社会人にみえた姉が実はダメダメというのが意外というか想像がつきにくい。母親がしっかりしているのに男に依存するタイプというのがわからなかったです。

 最初は社交的な姉が引っ張っていましたが、途中から妹の突っ込みが的確に入り、姉妹の会話は面白かった。ただ、登場する男たちがあまりにもクズというかぺらっぺらで、こんな美人の姉がひっかかるなんて、同じ男として釈然としません。まあ、人畜無害な男よりも、ワルみたいな男に女性は惹かれるのでしょうかね。

 川島鈴遥の等身大なニートぶり、せっかくの美人女優なのにぼさぼさで怠惰というあたりは好感度を持てます。森田の演技は多作なだけにさすがにしっかりしています。男たちの中では暑苦しいモラハラ男の山口森広、先日見た「チェイサーゲームW 水魚の交わり」でも似たような役でした。日を置かずに同じような役柄を観てわらってしまいました。 
posted by 映画好きパパ at 06:00 | Comment(0) | 2026年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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